教会式挙式で使われる「チャペル」の設備
キリスト教式の教会式挙式のため、好みに合うチャペルの挙式会場を探していると、荘厳な雰囲気や温かな雰囲気など、色々な設備を持つ式場があり迷う人も多いのではないでしょうか。
そのような時には2人の好みに合った雰囲気の式場を探すとともに、設備にも注目して探すのがお勧めです。
長いバージンロードや高い天井がある会場は、荘厳な雰囲気になること多い傾向があります。
一方天井がそれほど高くなくバージンロードの長さも長くないと、アットホームな空間を演出出来ることが多いです。
人工の照明ではなく、ステンドグラスを透過した光や自然光に拘りたいという人もいるでしょう。
天井がガラスになっている式場や、壁一面が窓になっているようなチャペルは自然光が入りやすいです。
また結婚式場によってはプラネタリウムのような演出ができる設備があったり、照明で独特の演出をすることができる場合もありますが、これらも好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
教会式の挙式を司るのは神父と牧師のどっち?
教会式の挙式で聖書を片手に式を司るのは、キリスト教の教職者である「牧師」の役割です。
新郎新婦の誓いを見守り、挙式をすすめていきます。
キリスト教と聞くと、「神父」の名称が思い浮かぶ人もいるかもしれませんが、ふたつの聖職者の間には違いがあります。
神父とは、おもにローマ・カトリック宗派や東方正教で用いられる聖職者の呼び名です。
正式な職名は「司祭」で、信徒の見本となるべき規範でなければならないとされ、恋愛や結婚が許されないなど厳格な生活制限がされています。
カトリック信者の結婚式のみ司婚をします。
牧師は、カトリックから派生した宗派であるプロテスタント教会の教職者をあらわす職名です。
教派によっては女性牧師も認められており、信徒の代表という立場にあります。
恋愛や結婚もゆるされており、それほど厳しい制限は設けられていません。
結婚式場の挙式の司婚を担当し、キリスト教信者でない人たちの挙式の司祭も許されているのが特徴です。